レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

12.12.10 update

パンポットのクラムチャウダー

今月はパンを使って楽しめる、パーティーにもぴったりなメニューをご紹介します。
パンとスープの相性が良いことはみなさんご周知の通り。シチューが美味しいこの季節は、ちょっと盛り方を工夫してパンポットにしてみてはいかがでしょう?
コツは、シチューを入れる前にパンポットの内側に溶かしたチーズをぬること。こうすることで、スープが漏れるのを防げ、スープを食べたあとにはパンを食べて、また違った味わいが楽しめます。

Recette

  1. 鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを香りが出るように炒める。
  2. はまぐりを入れ、白ワインを注ぎフタをして、蒸し焼きにする。
  3. はまぐりの殻が開いたら身を取り出して別皿に保温し、煮汁が半分くらいになるまで煮詰める。
  4. 別の鍋にオリーブオイルを入れ、ベーコン・じゃがいも・たまねぎ・にんじんを炒め軽く小麦粉をまぶし、さらに炒める。
  5. ③の煮汁を入れ、とろみがついてきたら牛乳・生クリーム・水・顆粒コンソメを入れて塩こしょうで味を調え、最後に取り出しておいたはまぐりを入れる。
  6. ブールの中身をくりぬいたら溶かしたチーズをぬり、⑤を流しいれる。
  7. 塩ゆでしたブロッコリーをのせ、パセリを散らして出来上がり。

Point

    *クラムチャウダーを入れる前に、ブールをオーブンで軽く焼くとさらに美味しくお召し上がりいただけます。
    *クラムチャウダー以外に市販のビーフシチューなどを入れても楽しめます。

写真1

今回使用した材料

  • ブール(大) 1個
  • はまぐり(大) 4個
  • じゃがいも 1/2個
  • にんじん 1/3本
  • たまねぎ 1/4個
  • にんにく 1/2片
  • ブロッコリー 2片
  • ベーコン 1枚
  • 白ワイン 50cc
  • 牛乳 150cc
  • 生クリーム 50cc
  • 水 20cc
  • 顆粒コンソメ 少々
  • オリーブオイル 少々
  • パセリ 少々
  • 小麦粉 少々
  • 塩こしょう 少々
  • とろけるチーズ 1枚

今回のレシピは4人分になります

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