レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

13.11.11 update

コック・オ・ヴァン

ボジョレーヌーヴォーの季節の煮込み料理と言えばこの料理。ブルゴーニュ地方の鶏肉を赤ワインで煮込んだ料理で、フランスのビストロ料理の定番です。軽くてフルーティーなヌーヴォーに合わせる鶏肉がおすすめです。

Recette

  1. 鶏もも肉、ペコロス、にんじんは乱切り、たまねぎ、にんにくは薄切りにして、赤ワイン(フルボディ、メルローなどが良い)に一晩漬け込んでおく。
  2. 翌日、肉、野菜、煮汁を分けて取り出す。肉は汁気をふき、フライパンで両面を焼いて、鍋に入れておく。
  3. 同じフライパンで野菜(よく汁気を切る)をバターで少し焼き、小麦粉を加えて絡めるように炒め、②の鍋に入れる。
  4. 取り出しておいた煮汁を加え、弱火で30分くらい煮込む。
  5. 塩こしょうをして味を調えたら、野菜を取り出し、鶏もも肉だけを煮込み、マッシュルーム、ペコロス、ベーコンをバターで炒めてから④の鍋に加える。
  6. 肉と具材を皿に盛り付ける。鍋に残った煮汁にチョコレートを加えてソースを作り、仕上げにかける。

写真1

今回使用した材料

  • 鶏もも肉 2本
  • たまねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • にんにく ひとかけ
  • ローリエ 1枚
  • マッシュシューム 適量
  • ペコロス 適量
  • ベーコン 適量
  • 赤ワイン 300cc
  • 小麦粉 少々
  • チョコレート70%以上のビター 10g

ページトップへ