レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

12.02.06 update

鴨肉のロースト、オレンジ添え

まだまだ寒さの厳しいこの季節。外に出るのは中々つらいですよね。
そんな時は、食材を揃えて自宅で手の込んだディナーで楽しんではいかがでしょう?
お肉とフルーツの組み合わせ、フレンチレストランではこのような料理をよく見かけますが、日本ではまだまだ馴染みが薄いですね。お肉の味が果物の酸味と合わさってすっきりとした味わいになり、とっても美味しいんですよ。

Recette

  1. 鴨肉は脂身を取っておく。
  2. オレンジの実は皮を剥き、外皮は糸切りにして湯にくぐらせる。
  3. フライパンで鴨肉に軽く焼き色がつくくらい焼き、その後160℃のオーブンで8分程度火を通す。
  4. 小鍋を用意し、グラニュー糖を入れてカラメル状にしたら、オレンジジュースを入れて煮詰める。
  5. その後フォンドヴォーを入れて、塩こしょうで味を調えソースを仕上げる。
  6. 皿に付け合せのポテトグラタンをのせ、スライスした鴨肉を並べて②のオレンジを飾り、最後にソースをかけて仕上げる。
  7. 〈付け合せ〉
  8. 鍋に生クリーム、牛乳、にんにく、薄切りにしたじゃがいもをいれ、じゃがいもが柔らかくなるまで煮る。その後、塩こしょうで味を調える。
  9. グラタン皿に①を入れ、ピザ用チーズをのせて220℃のオーブンで10分程度焼く。

写真1

今回使用した材料

  • 鴨むね肉 1枚
  • オレンジ 3房
  • オレンジの皮 6枚
  • オレンジジュース 100g
  • グラニュー糖 20g
  • フォンドヴォー 50g
  • 〈付け合せ用〉
  • 生クリーム 100cc
  • 牛乳 100cc
  • にんにく 1かけ
  • じゃがいも 1個
  • ピザ用チーズ 30g

今回のレシピは2人分になります

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