レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

09.09.07 update

豚ヒレ肉のはちみつソースがけ ~彩り野菜を添えて~

じっくりと焼き上げた豚肉に、はちみつがかくし味のフォン・ド・ボーソースをたっぷりとかけて贅沢なランチを家族や友人と過ごすのもフランス流。
フォン・ド・ボーとは、日本で言う「出汁(だし)」のこと。子牛の骨、香味野菜、香辛料などを煮込んで手間ひまかけて作られ、フランス料理がさらに味わい深いものになります。今では、固形状やペースト状のフォン・ド・ボーが売っているので、簡単にソースも作れますよ。ぜひチャレンジしてみては!

Recette

豚ヒレ肉のはちみつソースがけ
  1. フライパンにバターを入れ、豚肉に焼き色をつける。弱火にし、中に火が通るまでフタをしてじっくりと焼き上げる。
  2. 豚肉に火が通ったら一度取り出し、豚肉から出た油とバターを熱し、みじん切りにしたエシャロットを炒める。
  3. エシャロットの色が透明になってきたらフォン・ド・ボーとはちみつを加え、セージを入れてひと煮立ちさせる。※味見をしながらお好みで塩、コショウで味を調える。
  4. 豚肉を食べやすい薄さにスライスし、のソースをかけていただく。フォン・ド・ボーソースの濃度を濃くしたい場合、小さじ1程度の小麦粉を足すと深みが増します!
彩り野菜
  1. 野菜を適当な大きさに切り、バターで炒める。
  2. 薄くスライスした豚肉の横にそえる。

写真1

今回使用した材料

  • ▼豚ヒレ肉のはちみつソースがけ
  • 豚肉(ヒレ・ブロック状のもの)
  • エシャロット 1個
  • フォン・ド・ボー 200cc
  • はちみつ(フルールプランタニエール) 大さじ1
  • セージ 適量
  • 塩、コショウ 適量
  • バター 適量
  • 小麦粉 小さじ1
  • ▼彩り野菜
  • エシャロット
  • アスパラガス
  • にんじん
  • グリーンピース

今回のレシピは2人分になります

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