レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

08.07.07 update

タルティーヌ

Tartine(タルティーヌ)はパンをカットし、チーズや野菜、お肉などをのせたオープンサンド。パンをお皿代わりに好きなものをのせていただきます。パリではタルティーヌ専門店があったり、レシピ本があったりとっても日常的なパンの食べ方です。
今回ご紹介するファッソンティアンのティアンとはプロヴァンスの代表的な野菜料理で、パプリカ、トマト、ズッキーニ、なすをオリーブオイルで味付けし、薄切りにして重ね、グラタン状に重ねた料理のこと。その野菜料理をパンの上にのせれば南仏風タルティーヌに。暑くなり始めるこの時期にぴったりの料理です。

Recette

ファッソンティアン
  1. パン・オ・セーグルを1.5cmにスライスし、オリーブオイルを塗る。
  2. パプリカ、ズッキーニをオリーブオイルで炒める。
  3. パンの上に彩りよくトッピングし、チーズをのせてオーブンで4〜5分焼く。
  4. 仕上げにオリーブオイルを塗る。
タルティーヌ ポム・ド・テール
  1. パン・オ・セーグルを1.5cmにスライスし、バターを塗る。
  2. じゃがいもをゆでてスライスする。
  3. パンの上に2とベーコンとチーズをのせて、オープンで3分程焼き、ブラックペッパーをふる。

Point

    トーストしたパンにタプナード(オリーブの実をすりつぶして、アンチョピ、ケッパーなどと合わせたプロヴァンス地方の代表的なペースト)を塗るとまた違った味わいが楽しめます。

写真1 写真2

今回使用した材料

  • パン・オ・セーグル2枚
  • ▼ファッソンティアン
  • パプリカ(赤)20g
  • ズッキーニ30g
  • とけるタイプのチーズ15g
  • オリーブオイル少々
  • ▼タルティーヌ ポム・ド・テール
  • じゃがいも60g
  • ベーコン1枚
  • とけるタイプのチーズ15g
  • ブラックペッパー適宜
  • タプナード(お好みで)

今回のレシピは二人分になります

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