レシピ

フランス人ブーランジェ シモンが日常の食卓をご紹介。パンを使った料理から、パンをよりおいしく食べられるレシピまで、美味しいヒントが隠されているはず!

今回の担当者

シモン・パスクロウ
Simon PASQUREAU
今回の担当者
1954年フランス・ヴァンデ県生まれ。隣にあったパン屋を幼い時から見て育ち、8歳でこの道に入ることを決心。15才で職人になり、18才で職業適格証(C.A.P)取得。コンパニオンの資格も有す。1985年にフランス国立製粉学校に採用され、レイモン・カルヴェル教授の弟子となる。パリの店で勤務の後、1990年来日して入社。現在は特別技術顧問として全国で活躍中。

09.12.11 update

きのこのポタージュ

寒くなるこの季節、きのこを使ったあたたかいポタージュはいかがでしょうか。数種類のきのこからは独特の風味のきいたダシが出て、スープもより味わい深くなります。
基本的にはどんなきのこを使ってもOKですが、マッシュルームは必ずチョイスして!フランスではマッシュルームのことを「シャンピニオン・ド・パリ」と呼び、親しまれている食材です。 日本ではコーンやカボチャを使ったポタージュはポピュラーですが、きのこを使ったポタージュもおすすめです。

Recette

  1. きのこをよく洗い300gは薄くスライスする。残りの100gは適当な大きさにカット、スライスする。
  2. 鍋に水(1,500cc)を熱し、薄くスライスしたきのこ(300g)、パン粉(100g)を加え20分程煮込む。味を見て塩を少々加える。
  3. 煮込んだスープを火からおろし、あら熱をとってミキサーにかけペースト状にする。
  4. 熱したフライパンにバター(10g)をとかし、残りのきのこ(100g)を炒める。
  5. 鍋に③④をもどし加熱する。混ざってきたらコンソメキューブ、ホワイトペースト(※)を加え、仕上げに生クリームと卵黄を溶いたものを少しずつ加える。全体にとろみがついたら出来上がり。
    お好みでカリカリに焼いたベーコンやパセリ、クルトンをトッピングしてもOK。
  6. ※<ホワイトペーストの作り方>
    熱したフライパンにバター(20g)を入れ、弱火にして小麦粉(25g)を入れる。ダマにならないように丁寧にかき混ぜる。

写真1

今回使用した材料

  • きのこ(マッシュルーム、しいたけ、しめじ、舞茸)合わせて400g
  • パン粉(残って固くなったパンを砕いて使ってもOK) 100g
  • 水 1,500cc
  • コンソメキューブ 3個
  • バター 30g
  • 小麦粉 25g
  • 生クリーム 25g
  • 卵黄 1個
  • 塩 適量
  • ▼トッピング
  • ベーコン
  • パセリ
  • クルトン
    などお好みで

今回のレシピは4人分になります

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