2014.10.14 update
vol.79
美味しさがたっぷり詰まった新生ラファイエットメゾン&グルメ
ギャルリー・ラファイエットは、パリ最大の百貨店。
併設の食料品フロア“ラファイエット・グルメ”は以前から、美食の館として人気だったが、この9月、場所を今までの建物の向かいに移し、新装オープンした。
フード&ライフスタイルに関するアイテムを取り揃えた“ラファイエットメゾン&グルメ”。5階建てで7500㎡に及ぶ広さ。フード関連は、地下一階〜日本式二階の3フロアを占める。
地上階は、メインのエントランスを入ると、ピエール・エルメ、エクレール・ド・ジェニー、ジャン=ポール・エヴァン、サダハル・アオキ・パリ、ショコラ・アラン・デュカス、ダロワイヨといった名門パティスリー&ショコラトゥリーが勢揃い。中でも注目は、初めてラファイエットに入った、元フォションのシェフパティシエが展開するエクレール専門店、エクレール・ド・ジェニーだ。
元ラ・グランド・エピスリーのシェフパティシエが独立したブーランジュリーパティスリーのリベルテも入店し、パンアトリエでの制作風景が見える店作りで訪れる人々の注目を集めている。イベリコハムの名店、カヴィアの名店、寿司ショップなども入り、こちらはテーブルやカウンターがあって手軽にイートインも楽しめる。
日本式二階(フランス式一階)では、ワインカーブを覗きたい。キッチン用品も大充実。
地下は、野菜や魚、肉、その他一般食料品コーナー。魚コーナー横には生ガキなどが食べられるカウンター、肉コーナーにはバーガーなど肉料理を食べられるテーブル、チーズコーナーにもチーズ料理バーが併設されるなど、その場で料理をさくっと楽しめるスペースが大充実で、美味しいものが買える場所だけでなく美味しいものを味わえる場所として生まれ変わった。
美味しさがたっぷり詰まった新生ラファイエットメゾン&グルメ。フランスの食いしん坊ぶりを満喫できる、今大注目のスポットだ。