パリジャン
「パリのパン」という意味のフランスパン。太くて長いのが特徴で、細長い形のフランスパンの中でもっとも直径が大きくて長いパンです。
バゲット
「棒」や「杖」という意味のフランスパン。細長いためクラスト(皮)の部分が多く、クラム(中身)よりパリパリした皮が好きな人向きです。フランスではバゲットが一番多く食べられています。
バタール
「中間」という意味で、日本のパン屋さんで一番多く見られるフランスパン。バゲットと同量ですが、成形で太く短く仕上げるため、クラム(中身)の柔らかな部分を求める人に人気です。
ブール
「ボール」という意味で、球形を意味するフランスパン。クラム(中身)が多いので、サンドイッチやタルティーヌに向いています。
シャンピニヨン
「きのこ」という意味で、ユーモラスな姿が印象的なフランスパン。薄い部分のカリカリ感とクラム(中身)のソフトさのコントラストが楽しめます。
クロワッサン
発酵バターを折り込んだ、小麦本来の甘さと香ばしい香り、サクサクとした食感が特徴のクロワッサン。
パン・オ・ショコラ
発酵バターを使い、小麦本来の甘さと香ばしい香り、サクサクとした食感が特徴のクロワッサン。フランス産のショコラを包み焼き上げました。
ブリオッシュ・ア・テット
バター、卵、砂糖がまざった、最もリッチな生地で作るパン。「頭」という意味で、頭をちょこっと出した形が特徴です。
ブリオッシュ・ド・ナンテール
バター、卵、砂糖がまざった、最もリッチな生地で作るパン。パリ西方郊外の町、ナンテールのブリオッシュ。
パネトーネ
その昔、ミラノの菓子店主トニーの娘に、良家の若者が恋をしました。
しかし、身分の違いで結婚が許されなかったため、若者は自分の鷹を売ったお金で最上の材料を揃え、トニーに最高のクリスマス菓子を作らせました。これが「トニーのパン」。転じてパネトーネ。
大ヒットしたこの発酵菓子でトニーは一財を築き、若者と娘も結婚を許されました。そんな伝説など諸説の由来があるパネトーネは、15世紀頃の北イタリア・ロンバルディア地方で原型となるものが作られるようになりました。そして、20世紀に入って今の形になり、パンドーロとともにクリスマスの定番菓子として世界に広がりました。
卵黄とバターを贅沢に使ってリエビト種で熟成発酵させたソフトな生地に、厳選されたサルタナレーズン、オレンジピール、シトロンピールなどのドライフルーツをたっぷり混ぜ、ドーム型に焼き上げます。しっとりと焼き色のついた表面とは対照的に、内側は香り高く柔らかい発酵菓子です。
パンドーロ
やさしい黄金色で、溶けるようにやわらかで・・・。そんな特徴を持つ黄金色の発酵菓子、パンドーロ。ブリオッシュが起源ともいわれ、18世紀ごろ生まれました。
ヴェネチア貴族のディナーのフィナーレを飾っていたとの記録が残されているほど、古くからイタリア人たちに愛されています。やがてパンドーロ技術はヴェネト州ベローナで確立され、イタリアの代表的な発酵菓子として発展しました。水を加えずに卵とバターをふんだんに使い、かわいい星型をしているのがポイントです。
この星型の形状は、見た目もさることながら、ひだを作って焼き上げることで、内部まで火の通りをよくする役割もあるのです。
また、卵は厳選された色の濃い卵を使用していますので、その名の通り黄金色でふっくらとした生地ができあがります。
クリスマス時期になると粉糖で雪のようにおめかしして、パネトーネと一緒にお菓子屋さんの店頭を華やかに彩ります。
ロッゲン
シュロートブロート
(ライ麦粉100%)
目のつまったしっかりとした食感で、かめばかむほど穀物がもつ独特の酸味や味わいが感じられます。味付けがしっかりとした肉料理やブルーチーズなどよく合います。
ベルリーナ
ラントブロート
(ライ麦粉71%、小麦粉29%)
「ベルリン風の田舎パン」という意味を持つドイツの代表的な食事パン。中身はしっとりとしており、ライ麦の香りと爽やかな酸味が楽しめます。薄くスライスして、野菜や肉などお好きな具材をのせてどうぞ。
オープスト
ブロート
(ライ麦粉67%、小麦全粒粉30%、小麦粉10%)
レーズン、いちじく、クランベリー、アプリコットの4種類のドライフルーツが入って食べやすく、そのままでもおいしくいただけます。ライ麦のほどよい酸味とドライフルーツの相性がぴったりです。
つぶあんぱん、こしあんぱん
しっとりとしたやわらかなパンでほどよい甘さのあんを包みました。
※店舗によりお取扱がない場合もございます。