2014.12.15 update
vol.81
華やぎある時間を約束するイベント”アペリティフ・エトワレ”
年末が近づき、街はすっかりクリスマスイルミネーションに包まれているパリ。デパートは年末恒例のクリスマスショーウィンドーで多くの人々を集め、オペラやバレエも毎晩のように上演するなど、年末ならではの華やかなイベントも目白多しだ。凱旋門近くにあるラグジュアリーホテル「ロテル・デュ・コレクショネール ラルク・ド・トリオンフ」が提案する“アペリティフ・エトワレ(星のアペリティフ)”も、華やぎある時間を約束してくれる、素敵なイベントだ。
広々としたホテルの中庭にしつらえられた、巨大で透明な、ビニール製半球。この中にバースペースをつくり、暖かい中で、中庭のイルミネーションを楽しみながらアペリティフタイムを楽しめるようになっている。
モエ&シャンドンがこの初夏リリースしたばかりの2006年ミレジムを、グラスで提供。合わせる美味は、フランス中央部で一ツ星レストランを手がけた後、今年からこのホテルのシェフに就任しているフランソワ・ガニエールと、地方各地で活躍するガニエールシェフの友人シェフたちによる、5種類のカナッペだ。
ガニエールシェフは出身地フランス中央部の特産品レンズ豆と甲殻類のジュレ。アルザス地方の二ツ星シェフ、オリヴィエ・ナスティは、フォアグラ&パルメザンチーズ。サヴォア地方の二ツ星シェフ、マキシム・メイユールは、軽いサヴォア風フォンデュ&タマネギスープ。と言ったように、それぞれの料理人の出身地方の郷土色をたっぷり生かした、感度のよい美味しいつまみだ。
いずれも星付きシェフで、地方の若手星付きシェフたちの味を、手軽に一度に、美味しいシャンパーニュとともに楽しめる、魅力的なアペリティフシーンだ。シャンパーニュ以外にも、オリジナルのカクテルなどを楽しめる。
3月までの期間限定の、アペリティフバー。パリの観光やショッピングを楽しんだあと、華やかでラグジュアリーな空間で、素敵なシャンパーニュ&カナッペタイムはいかが?