プチコラム
食パンで考える 朝ごパンの栄養学
朝食で、まず多めに補給しなければならない重要栄養素が「炭水化物」と「タンパク質」。さらに腹もちをよくする油脂類、体調を整える野菜・果物とたしていくとバランスがよくなります。一般女性の1日の摂取カロリー1800~2000キロカロリーのうち、朝食で摂りたいのは600~800キロカロリー。炭水化物が「食パン」だとすると、理想的なのは4枚切り1枚(240キロカロリー=約ごはん1膳分)から6枚切り2枚分(320キロカロリー)です。ここに、以下の食品も足していけるといいですね。
タンパク質の多いもの 牛乳、乳製品、卵、ハム・ソーセージ類、大豆製品、魚類など 糖質(糖類)の多いもの はちみつ、ジャム、砂糖など
脂質の多いもの バター、マーガリン、ドレッシング、チーズ、ウインナーソーセージなど 野菜・果物類 トマト、きゅうり、キャベツ、ほうれんそう、バナナなど
松成 容子(まつなり ようこ)NPO法人「食育研究会Mogu Mogu」代表理事。