Preservation & Eating Method パンの保存方法・食べ方

フランスパン

フランスパン

フランスパンの保存は、パンが呼吸できるようふきんに包んでおくか、紙袋を二重にしておくのが良いでしょう。この場合は翌日までに食べる場合で、それで食べきれない分は新鮮なうちに冷凍庫で保存して下さい。
冷凍保存の場合はあらかじめスライスして、小分けにし、パンをぴったりとラップします。さらにビニール袋に入れて冷凍して下さい(2週間の間に食べるようにして下さい)。夕方買ったフランスパンを翌朝おいしく食べるには、紙袋の状態で置いたままでおいしくいただけますが、焼きたてのぱりぱり感は失われていますので、少し薄めにスライスしてお召し上がり下さい。部屋が乾燥してパンがパサつくようでしたら、紙袋のまま厚手の布をかぶせれば、過度の乾燥を防げます。少し固いからとオーブントースターでしっかりトーストしてしまうと、さくさくしすぎて中身のしっとりした食感と、甘さを失います。
オーブントースターを用いるときは、あらかじめ熱しておき、食べる前に小ぶりにカットし、霧を吹きかけて2〜3分ほど焼きます。この時、上だけ焦げる心配があるので、アルミホイルをかぶせるとよいでしょう。

ドイツパン

ドイツパン

薄くスライスしましょう!
フランスパンと違ってドイツパンは皮を食べるパンではなく、中身を食べるパンなのでビニールに入れて乾燥を防ぎましょう。
ライ麦粉の割合が多いほど、目がつまり食感は重く酸っぱさが増すため、薄くスライスするのが基本です。
スライスしたら、ナイフについたパンくずを拭き取ること。刃にねっとりしたパンくずがついたままスライスすると、次のパンのスライス面はボロボロになってしまいます。 また、よく切れるパンナイフでスライスしましょう。

きちんと保存しましょう!
すぐに食べるなら、常温で保存が可能です。常温が30℃を越える日が続く時は、カビが生えやすくなるので、1食分ずつスライスした上、冷凍した方が安全です。
冷凍する場合はスライスした上で、一食分ずつ小分けにしてラップに包みます。これはパンに霜が付くのを防止します。そして、においが移らないように密封パックに入れて保存するとベストです。
冷凍期間は冷凍庫の開け閉めにもよりますが、最大2週間が限度。解凍は室温で自然解凍しましょう。
また、冷蔵庫での保存は避けましょう。パンの老化は冷蔵庫の温度帯が最も早く進みます。